KADONASHI 旅行記

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日本は、知的財産権を倫理的に判断できる国で良かった。【ティラミスヒーローの件】

今、世間でやや話題になっているティラミスヒーローの件。2012年にシンガポールで設立されオリジナルブランドがある「ティラミスヒーロー」。この商標を2018年に日本の全く無関係の会社が、商標を出願し認められたため、オリジナル会社が日本でこの商標を使えなくなってしまったという問題です。

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いくつか疑問に思う点はありますが、基本的には無関係な日本の会社である「HERO's」が、「悪者」というのが多くの見立てです。もちろん、HERO's側もオリジナルブランドが日本で商標を登録していなかった以上、日本で商標を取得し商売をすることに法的な問題は何もないと思います。しかし、法的な問題が何もなくても、他者の正当な利益を侵害することは日本では許されないという価値観が生きて、この問題を大きく問題視したことに意味があると思います。

 

 

過去にあった(今も続いていますが。。。)このような知的財産関連の問題を考えると平昌オリンピックの際に問題になった韓国による「いちごの品種窃盗問題」

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/attach/pdf/hinshu.pdf(農水省)

農林水産の現場では、よりよい作物を作るため品種開発がコストをかけて日夜行われていますが、「完成した品種は国内で流通開始後4年以内に外国でも品種登録をしなければならない」というルールを逆手に取られ、海外で日本でコストをかけて開発されたいちごをタダで利用されているという問題です。このPDFにあるように韓国や中国で行われている事例は、法的な問題は小さいと考えられますが倫理的には、日本の育種家の正当な利益を侵害しています。しかし、これらの国ではこれらの事例があまり問題視されていないと聞いています。(もちろん商標権と特許の差はありますが)

その点こそが、大きな違いであり法的に問題なくてもオリジナルの開発者を守ろうという、知的財産に対する高い意識が少なくとも日本人にはあって良かったなと思います。

 

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そういえば以前、オリジナルブランドが日本の百貨店でピンポイント出店した時にアルバイトとして働かせてもらったことがありました。結構スパルタなお店で、周りのお店と違い常に声出しをしていないと怒られるような場所でした汗

そんな結構お金にがめついブランドなのに、なぜ日本に出店する際や人気が出た際マドリッド協定に基づく商標の国際登録をしなかったのか不思議です。シンガポールも日本も2000年に加盟しており、国際的にブランドを保護できたはずです。そうでなくても、日本でも商標を登録するとか。なぜか、分かる方がいたら教えてほしいです。

 

また、間違った点があれば教えてください。