【青森弘前旅5】三内丸山遺跡は今のうちに、、、
【青森弘前旅4】からの続きです。
弘前から、青森の玄関新青森まで戻ってきましたが、乗車予定の新幹線は夜なので、「ねぶたん号」で三内丸山遺跡へ向かいます。
ねぶたん号。青森駅から浅虫温泉方面へ向かうバスと、新青森を経由して青森県美術館、三内丸山遺跡へ至るバスがあります。運賃は1回200円で1日券500円もあります。最近は色んな観光地でこのようなバスが走っていて便利になりました。ただ仕方ありませんが終バスが早いのが、使いにくいところ。
三内丸山遺跡は縄文時代の遺跡で、この青森にかなり大きな村があったことを示しています。当時は今よりも温暖な気候であり、遺跡の近くまで海があったので寒すぎないこの場所に村が発達したのだと考えられているそうです。
たまたま、ボランティアによる解説つきで回れるとのことだったので参加しました。これが大正解。
遺跡の初期の土で固められた家の再現。縄文時代でも様々な時期の跡が見つかっており、長年にわたりここに栄えた村があったことが分かるという。
教科書でよく見たやつ。しかし、実際の遺跡(穴の後)は別の場所にあるという。(ボランティアの人がいなかったら分からなかった汗)しかも、実際には遺跡の穴が6本等間隔に発見されただけで、本当にこのようなものが立っていたのかは分からないらしい。ただ、穴にかかっている圧力や残渣からは、もっと高い木製の柱が立っていたと推測されるという。
このようなものがどんどん出土するという。まだ、遺跡周辺で発掘作業は続いている。
遺跡のはずれには、小学生が作ったらしい縄文の家が数多くありました。すごい。
さて、なぜ三内丸山遺跡が今おすすめなのかというと、今度世界遺産登録を目指すことになったため、来年度以降有料化されることが決定したそうだからです。本来、これだけの遺跡を無料で見学できるなんてすごいことです。また、世界遺産に登録されるかは分かりませんが、混雑する前に行くのがいいと思います。
三内丸山遺跡は、青森県美術館とつながっています。そこで、有名な作品だけ見てきました(笑)
こちらも美術の教科書でおなじみでした。
これらの場所は新青森駅からバスで10~15分程度と大変近いので、ぜひ行ってみてください。